ネットビジネスを志すと決めたとき、僕はこんな悩みを抱いていました。
- 本当に稼げるの?
- どうやって稼ぐの?
- 始め方、やり方、コツを知りたい!
40代の遅咲き素人がネットを漁りまくり、不安と疑問を抱えながらスタートさせました。
今回は、その学習していく過程で気づいた、「成功者にオリジナルはいない!」に、ついて考えていきたいと思います。
結論から言うと初心者のあなたでもこれらを知ることにより、確実に成功へ近づくことができます。
ビジネスの成功はパクりから…
ビジネスで成功を治める最短の近道は「パクリ」です!
パクるという表現が適切かどうかわかりませんが、最短で結果を出したいのなら成功者を徹底的に真似ましょう。
良いパクリ方、実践すべきパクリ方など手法や考えを真似することにより、得られるメリットは計り知れません。
ビジネスの分野に限らずとも先人の知恵を拝借するということは、どの世界にも共通して起こり得ることです。
周りからとやかく言われようとも、決して恥じる行為ではありません。
良いパクりを実践し、高みを目指し成功をつかみ取るための近道です。
リスペクトの気持ちを持ちつつ、実践に繋がるメソットはパクっていきましょう。
徹底的にパクることが上達への第一歩
仕事で結果を出す奴=パクリ方のうまい奴です。
ビジネス用語の中に「TTP」という言葉があります。
「T(徹底)T(的に)P(パクる)」という略語です。
そのまんまですね。しかも日本語…ww
なぜ、徹底的にパクるかと言うと、うまくいくパターンや成功の法則は既に存在しています。
いつの時代も、人の本質が変わらないよう。
ビジネスの本質も変わらない普遍的なものなのです。
- 人が興味を持つパターン
- 人の心が動くパターン
- 人を実際に行動させるパターン
成功者を分析すると、みなさん同じようなパターンで成功しています。
短時間で結果を出したいのであれば、徹底的にパクった方が早く上達し目標に近づける可能性が高いと言えるでしょう。
パクる重要性
パクると言っても表面的にブログを真似る、同じストーリーを書けばいいのとは違います。
やるべき事を明確にし、「誰に対し」「どのように」「どういう目的で」このような行動をしているのかを理解しましょう。
ただパクるのではなく、高い視点から思考の重要性を理解する必要があります。
成功者たちの行動には全て意味があります。
そのノウハウを吸収するには、同じ思考に近づき同じ価値観を持ち合わせていかなければなりません。
同じ価値観を共有することで、今後の活動についても共通理解を得やすくなります。
- 同じ考えを持てば、同じ行動ができるようになる。
- 既に成果が出ているので、成功率が高い。
- 同じ思考のため、共通理解を得られやすい。
初心者が本気で成功を求めるのであれば、徹底的に成功者を真似て同じ思考を共有していく努力が重要となります。
正しいパクリ方
パクり方としてただ闇雲にパクるだけでは、なんの成長も見込めません。
正しくパクるには『守・破・離』の型を徹底する必要があります。
『守・破・離』とは、
『守』成功者の型を徹底的に守り、無意識でもできるレベルまで鍛錬する。
『破』成功者の型をもとに、自分に合う型を探し出し改良できる。
『離』成功者の型と自分の型を融合させ、新たな型を開発できる。
以上が、「守・破・離」のプロセスです。
日本の茶道や武道などの芸道における師弟関係のあり方の一つですが、ビジネスにも応用できます。
初心者のうちは、主に『守』を徹底させ、成功者の型をベースとした自分の型を見出していくことが重要です。
「ちょっと理解が難しいな…」と思われた方は、『型』の部分を『ビジネス』に置き換えて見るとわかり易くなるかもしれませんね。
筋書だけの成功は無理ゲー
ブログを始め大きなビジョンを掲げてはみたものの、成功できない人の大半が同じ理由で失敗に向かっています。
初心者はビジネスに必要な、知識・経験などのスキルが圧倒的に不足しています。
暗闇の中をライトも持たず、ただ彷徨っている状態です。そのため、大きな落とし穴にハマってしまいます。
スキルをパクることによって光が見えたのなら、ただひたすらそこまで歩いて進むだけです。
初心者ほど、自分を過信して事故る!
初心者にありがちな特徴として、自分を過信しオリジナルに走ったあげく事故って怪我をします。
初心者ほど、人と同じことをしていてはダメだ!成功のパターンは飽和するんじゃないかとの不安にかられ勘違いを起こしてしまいます。
人とは違った切り口から攻めなくてはと、結果迷子です。
サッカーのように右サイドに敵が多い…なら、左サイドからと言う単純なものとは違います。
成功のパターンは、パス・トラップ・ドリブル・シュートなどの変わらない本質的な部分です。
世界のスーパースター選手を、見て・真似てサッカーを学習しようという人は世界中にたくさんいます。
ビジネスも同じです、過信せず素直に成功者の言葉に耳を傾けてみましょう。
パクるのは事故らないしコスパがいい
成功者をパクることは、最もスピーディに目標に達成できる最高の手段です。
上手くいく、成功するパターンとは逆に言えば失敗しない事故らないパターンです。
その知識を知ってさえいれば、当然間違った方向には行かないはずです。
自分の勘を頼りに、おかしなことをすると大抵の人は事故って無駄な時間を費やします。
教習所で過去の事故を例に学習するように、事故が起きた原因やそれにつながるパターンがあるはずです。
そこを単純に避けて通ればいいだけのことです。
めちゃくちゃスピーディに知れてコスパもいいです。成功者が切り開いた道を行けば安全に、しかも正確に最短の距離で到達できる。
誰しも自然と実践している当たり前のことですね。
自分流で勘違い?
初心者にありがちなのがオリジナルを大切にし「自分流」を貫こうとすることです。
無料で得た情報をもとに、自分で考えた独自のやり方のほうが正しいと勘違いし落とし穴に落ちていきます。
その原因は根拠のない自信です。
初心者にありがちなビギナーズラックの成功体験を過信し「ほら、自分は正しい!」「人の心を掴のが上手なんじゃないか…」と浅はかな勘違いをしがちです。
TwitterやInstagramのフォロワーが増えた、いいね!がもらえた。
自分のやり方で商品が売れたなどの、上手くいった成功体験が邪魔をします。
しかし、そのやり方は危険です。
単発的に上手くいった経験は根拠がないので、再現性がないものが出来上がってしまいます。
当然、継続的に続けていけるものでもありません。
努力する方向を、間違った方向に向けてしまってはかえって遠回りです。
根拠のない自信を過信しない、そこに気付けるのも重要なスキルです。
パクった後のエッセンス
現代はネットを開けば様々な情報がありふれています。
ありがたい時代ですね…
あなたも『TTP』が理解できたのなら、一段階レベルをあげて少しエッセンスを加えてみましょう。
しかし、ここで気をつけなければいけないことはベースとなる基本を崩さないことです。
今まで得た知識を元に、もう少し考えてみましょう。
自分の強みと弱みを知る
ビジネスの勉強を始めインプットが増えたのなら、次はその中から自分の「強み」と「弱み」を分析していきましょう。
すでに成功パターンは存在しています。
それを取得し、そこに自分の強みであるエッセンスを加えながらアウトプットすることにより、自分の色がついてくるわけです。
カレーを作るのに、いちからスパイスや香辛料を揃えていては時間がかかります。
それならば、スーパーでカレールーを買ってきた方が速いし美味しいものができます。
それに慣れてきたら、2回目以降はオリジナリティーを出し、隠し味としてリンゴやチョコレートを入れてみる。
人参が苦手なら入れないなどして、美味しく工夫していきますよね。
本質はすべて同じです。
時代が変わっても変わらない普遍的なもの
商品を売って利益を得る、そのためには良い商品を提供しなければいけません。
これは、時代が変わろうが決して変わることの無い普遍的なサイクルだからです。
ビジネスにおいての基礎は、何年経っても変わらない普遍的なものです。
面白い話があります。
江戸時代は火事が頻繁に発生していたらしいです。
その時代の商人は、火事になると真っ先に「顧客台帳」を抱えて逃げたといいます。
「えっ、なんで?顧客台帳?小判とかの方が大切じゃん」って思いますよね…
その話の内容からも、当時の商人がビジネスの重要性を理解していたことが伺えます。
当時の顧客台帳は、今で言ったらスマホや個人情報の詰まったハードディスクです。
顧客リストの中のお得意様に向けて商売を行うのは、今も昔も全く変わっていません。
お得意様がいるから商売できる。収益が見込める。
現代人がブログやSNS、YouTubeなどを使いファンを増やす。企業レベルでいったらメルマガやライン@などでリストを増やす。
やっていることは、今も昔もなんら変わりはないんですね。
何年経っても変わらない、そこを時代に合わせながらプラットホームを変えて実践していく。
そのスタイルは、ビジネスの普遍的な部分といえるのではないでしょうか。
完全オリジナルなんてもう存在しない!
ネットビジネスにとって、オリジナルや個性的にズバ抜けたアイデアは全くもって必要ありません。
この世界に、完全オリジナルなんて存在していないからです。
世界のトップ企業、GAFAと呼ばれているGoogle、Amazon、Facebookなんかも実は元々あったものをパクって成功しました。
驚くことにGoogleなんて、実は10番目の検索エンジンなんです。
誰かが始めたものよりも、誰かがやっているものの方が価値があるというわけです。
画期的な仕組みや画期的なサービスよりも、再現性のある確立したものの方が、高い可能性を秘めていると言えます。
パクリビジネスの成功例
良いものは取り入れる。そして発展させる。
全世界、過去の歴史から見ても多かれ少なかれ行われていることです。
なぜなら現代では、そこで生かされたセンスをイノベーションと表記しているからです。
先人が作り上げたものを取り入れさらに使い易くしたものは多く存在します。
今のWindowsのアイコンとAppleがMacで初めて採用した、アイコンベースのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)操作装置としてのパソコンのマウスなんかも同じことが言えます。
結論から言えば、消費者のニーズを上手く取り入れ支持されるかどうかになってきます。
業界を超えたパクリや誰も気づき得なかった他業種からのパクリは、大発明であり、イノベーションなのです。
日本企業も海外のパクリだらけ…
日本も負けじと、海外から沢山の知識をパクって成長してきました。
古くは中国から、産業革命以降の西洋諸国からは大量の知識や技術をパクってきています。
日本における大企業で、真っ先に思い浮かぶトヨタも自動車の元祖ではないですね。
自動車の起源は1700年代のフランスからです。
でも、今では世界中にトヨタの車は走っています。資源のない日本は、工業を発展させることで栄えてきました。
その、工業を発展させるための基盤のほとんどは他国からの模倣(パクリ)です。
そこからアレンジを加え、日本風に落とし込むことで世界を認めさせる工業大国へと変貌し成功しました。
緻密なことをコツコツ行える国民性だから可能だったんですね。
現代では、アメリカから日本、日本からアジアへと数珠つなぎでトレンドが広がっていくビジネス戦略があり『タイムマシン経営戦略』などとも言われます。
パクリで差別化するためには…
では、どうやって差別化を図っていくか、そのプロセスも重要といえるのではないのでしょうか。
SNSをはじめ、ブログやYouTubeが伸びているのには理由があります。
過去の要因や原因をしっかりと分析し、自分流のアレンジを加えながら勝負を挑む。そんなスタイルに持ち込んでいく必要があります。
代表的なものに、スターバックスの経営戦略があります。
スタバの売りはコーヒーですが、実はコーヒー屋ではないってご存じですか?
正直コーヒーが飲みたかったらコンビニに行けば、100円で美味しい入れたてが飲めます。
わざわざ、500円以上もするスタバにいく必要はないです。
では、なぜスタバに行くのか…
スタバが提供しているのは、あの居心地の良い空間と、いつでも気持ちいいくらいに満足できるサービスなんです。
「どの店舗に入っても受けられる心地の良いひととき!」これがスタバの最大の魅力です。
人と人との繋がりを大切にしたブランディングで差別化をはかる、それこそがスタバ最大の価値というわけです。
このように、ありふれたコーヒー屋さんの営業スタイルをパクリ、革新的なアイデアでイノベーションを起こす。
そして価値をブランド化させ、成功を収める典型的なスタイルと言えます。
まとめ
パクリは至極当然、ありふれた日常です。
難しく考えないで、パクれるものはパクリましょう。
「0」を「1」にするには並々ならぬ努力が必要ですが、「1」を「2」にすることは割と簡単です。
パクったことにより、スタートは「1」からです。そこから「2」「3」と積みあげれば最短で成功に近づけることができます。
パクリが上手な人ほど革新的なアイデアが生まれてきます。
パクった後、どのように使うのか?何と組み合わせるのか?何を加えたらいいのか?
パクリの本質はそこに集約されているはずです。
良いものは良いと素直に判断したものは、恐れることなかれ徹底的にパクっちゃいましょう!